自炊する本の選択基準を考えてみた
あふれる本の処理方法として書籍の電子化、いわゆる自炊が流行って早数年になる。暇を見つけてはスキャンスナップを使って本の自炊をしているのだが、どの本を自炊するかは今でも迷う。全ての本を自炊すると決めてしまえば迷いはなくなるのだが、全ての本を自炊するには膨大な時間がかかる。それに自炊しない方が使いやすい本もあるのだ。自炊の基準をはっきりと決めておきたいので、今日はざっくりとした自炊の基準を考えてみた。
◯電子化する予定の本
・今すぐ使わないが資料としてとっておきたい本
・殿堂入りとは言えないが捨てるにはしのびない本
・手に入りにくいが情報として必要な本
まずは自炊の候補に上がるが上記の本だろう。今すぐ使わないが資料としてとっておきたい本は自炊に最も向いている本だ。例えば結婚式のスピーチ本。スピーチを仕事にしていない私としては使用頻度はそこまで高くない。しかし、時々は使う機会があると思われるので捨てずに電子化するのがよい。
自分の中のお気に入りの本。その中でも特にお気に入りの本を「殿堂入りの本」と呼んでいるのだが、そこまでいかないけれど名著というものがある。そういう本も自炊に適していると思われるので自炊候補である。
手に入りにくい本は捨ててしまうとまた読むのが難しいのでこれも自炊保存の候補だ。
◯電子化するか迷い中の本
・未読本
・殿堂入り本
・教科書
未読本をどうするかは悩むところだが、今のところ自炊はしないようにしている。未読本を自炊し始めると無駄な本までスキャンしてしまい、その分の時間がもったいない。
殿堂入り本をどうするかも迷い中だ。
殿堂入り本は時々読み返したいくらいの本なので、できれば本棚に入れてすぐ手に取れるようにしたい。電子化すれば外出先でもどこでも読むことができるけど、パッと見るのはやはり紙媒体にかなわない。それに本棚に置くことで背表紙が目に入ってくる効果も考えると今は紙媒体での保存がいいのかなと考えているところだ。あとはスペースの余裕と相談して今後検討する。
教科書についても迷い中。
◯電子化はしない本
・写真、ビジュアルがメインの本
写真集などの写真、ビジュアルがメインの本は紙媒体の方が読みやすい。これはなるべく電子化はしないようにしている。
◯捨てるもしくは売る本
・ときめかない本
・すぐに買える本
『人生がときめく片づけの魔法』でお馴染みのこんまりさんのやり方を参考にして、ときめかない本はなるべく捨てる。入手困難な本はちょっと迷うかもしれないが、すぐに買える本でときめかない本は迷わずすぐ捨てる。ベストセラーだから読んでみたけどそんなに好きじゃない本とかはまた読みたかったら買えるので迷わず捨てる。
今後はざっとこんな感じで自炊をしていきたいと思う。
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